スノーライドレポート by ミル兄

1/21は新井田氏と小倉山アタックにいく予定だった。
8:30に猿が島集合にあわせ出発準備。
当日はご存知の通り20cm近い積雪だった。

トランポで集合場所までいくつもりだったので、
トランポのフロントガラスの雪下ろしから始まった。
準備できて出発しようとするが、
2WDでは発進できない個所が多々有ったので、
その度に4WDに切り替えて、
交差点ではドリフトを楽しみにながら猿が島に到着。

猿が島は既に車の轍だらけだったが、
対照的にバイクの轍はなかった。
新井田氏と合流したが、
彼のトランポは2WD。

小倉山までの舗装路の上り道。
積雪&凍結を考え、
バイクは愚か2WDでは危険と判断した俺達は、
猿が島プレイライドする事に変更した。

走る準備をしてると私服で走るアメリカンモトクロスライダー達が、
雄たけびを上げながら通過してった。
しかし積雪じゃない普段の、
馬鹿みたいにかっ飛ばしてく彼等の迫力はなかった。

準備完了し遊び始めた。
雪質はパウダースノーで最高。
積雪量は約20cmあるので横方向のグリップは、
かえってドライコンディションの時よりいいぐらい。

しかしやはり発進加速減速制動のグリップは悪く、
横方向のグリップも限界点を越えるとたちまちスリップダウンするので、
スノーライドならではの走り方をしいられ、
走り飽きた猿が島でも新鮮な感じがし、
十分楽しめた。

新井田氏は久々のライディングで、
愛機KLX250SRはスプロケ等変更後の初乗り。
しかも足回りのセッティングが出ていない為かかなり苦戦していた。

相変わらずクラッシュは派手である。
積雪の為か転んでも普段よりダメージはすくなそおだった。
俺のDR-Z400Sは相変わらずトラクション重視のセッティングが既に出ているので、
雪でもガンガン走れた。

コースを含めた猿が島全般を走り終えて、
さすがに飽きてきた14:00頃。
舗装路の雪も大分減ってきたので小倉山までいけると判断した俺達は、
猿が島から自走で小倉山に向かった。

未だ積雪&凍結してる所は多々有ったが、
ゆっくりいけば問題無い程度で、
何度かリアタイヤが滑ったが無事つく事が出来た。

入り口につくと見覚えのあるトランポが止まっていたが、
気にせずゲートを越える。
小倉山も絶好の積雪だったが、
既にシュプールが描かれていたのには小倉山マニアとしては負けたきがした。

小倉山1の分岐についた所で林道の前方からCR80が2輪2足そうこうでエンスト、
キックを繰り返しながら向かってきた。
知り合いの大口氏の彼女だった。

話してみると大口氏、
大窪氏、
彼女の3人で来ていて、
彼女は足手纏いといわれ1人でトランポに帰らされた途中との事。

入り口のトランポは大口氏のかとなっとくした。
大口組みは俺の性格を察し、
どおせ南雲もきてるだろおとふんで林道コースを探しにいったそおだ。

毎週小倉山に来ていると、
彼女もいない暇人のように思われている俺って一体・・・来てるけど。(笑)
そうこう話し込んでても新井田氏がこない・・・と思ったら歩いてきた。

助けて欲しいとの事で戻ってみると、
KLXが道から外れて落ちていた。
しかも後数10cmで更にしたのコンクリート壁からも落ちる寸前で止まっていた。

新井田氏に怪我はなかったので、
3人でKLXを引き上げた。
初対面が崖落ちとなってしまった新井田氏は彼女にはどお写ったのだろおか・・・。

救出・自己紹介がすんだ所で俺達は林道コースではなく、
小倉山1に出発。
入ってすぐの所で、
正体不明の轍はUターンしており、
足跡が多数有った。

おそらく悩みに悩んで諦めたのだろお。
そこで俺は小倉山マニアとしては勝ちを確証した。
その先は轍が無く、
俺が小倉山1積雪エディション1番のりで、
気分良く走れた。

暫く走ると新井田氏が本ルートから落ちてしまい、
ルート復帰するまで俺は新井田氏を横目に停車していた。
もがくKLXのエンジン音を聞きつけてか、
大口組みが正面から来た。

相変わらず見事なライディングでつづら坂をハイスピードで下ってきた。
4人合流して俺と大口組みは和やかトーク。
新井田氏は依然俺達の横でもがいている。

何とか本ルート合流できた新井田氏を休ませる事無く先に進まんと、
彼女の元へ向かう大口組みと分かれた。
小倉山1ハイライトのつづら折れヒルクライムを上手くトラクションさせ1っ発登頂。

後続の新井田氏もスタック数度したものの、
俺の助言だけで自力で登頂できて、
3年前断念したリベンジを果たせて、
満足していた。

休憩していると大口氏も登ってきた。
俺がノースタックで登ってきたのに対し、
大口氏は1度スタックしたとの事。

「勝った!」
と喜んだが、
大口氏のタイヤを見ると、
俺より山が低く、
0.5kgぐらいの俺の空気圧に対し、
大口氏のタイヤは1kgぐらいはいっている感じだった。

「やっぱり俺の負けか・・・」
と大口氏の上手さを再認識させられた。
それから3人で引き返し下った。

小倉山1入り口付近で大窪氏と彼女は練習??していた。
特に彼女にはわらかせてもらった。
ラジコンのバイクの如く、
数メートル進んでは受け見無しのライディングフォームのまま転倒。

積雪の為ダメージはないが、
ゴーグルをしてない彼女は、
転倒の度に雪に顔をうめて、
小倉山1の入り口付近は彼女の顔型だらけに仕上がった。

あれだけ絶妙にずっこける彼女はドリフ向けだと俺は思った。