香港
夜はインドやアラブ系の人達がビル前にたむろし、異様な雰囲気のチュンキンマンション その中にあるハッピーゲストハウスは一泊2000円くらい。快楽招待所(←別にいかがわしいところではない)と書くんだけど、こんなベッドだけの部屋。 土地が無いのでこんなうすっぺらなビルが斜面にいっぱい建ってる。
肉屋はフルオープンスタイルで、巨大な包丁でバシバシさばいてる。 さばかれる前のハト。上に乗ってるのは、さっきまで生きていた友達か? ネイザンロードからはずれるとこんなボロボロのビルもいっぱいある。
男人街のでっかい屋台で、隣りで飲んでたパトリック・チャン君(左)その友達。今度日本に来るって言ってた。 その屋台で働いているお母さんの子供達(鄒治村くんとその妹)。俺のテーブルでずっと遊んでた。 文武廟の中に吊されてる巨大なお線香。蚊取り線香みたいな形。うろうろしてると灰だらけになる。
香港での開店はこんな感じ
新填地街の市場入口
そこで売られてた食用ガエルとカメ

★香港編
でも俺にとってはいまいちだったかな。すごく都会でブランドが入ったビルばかり、東京のほうがまだ街ごとに個性があっておもしろいぞ。それでもボロボロの集合住宅や目の前で肉をさばいている肉屋なんかはおもしろかった。さばかれる前のハトなんかがカゴに入っていて残り少ない自分の余生を考えているようで少しかわいそうだった。
1日目でもうだいたい全体を把握した感じで、夜は男人街の屋台で、隣にいた20歳くらいの香港人2人と全然通じない英語でもりあがっていた。(←発音がお互い悪く(日本語発音英語と広東語発音英語って感じ)通じないので、やっと通じたときは盛り上がる(笑))。プレステ2の入荷数が少なく8000元(15万円)くらいで取り引きされてるとか言ってた。あと、俺のテーブルで遊んでた兄妹の子供(店でお母さんやおばあちゃんが働いている)と『名前は何だ』とかいろいろ筆談した。俺の名前は広東語でどう言うか教えてもらったけど、もう忘れた。

香港2日目は唯一楽しみにしてたチュンキンマンションのハッピーゲストハウスに宿を替えた(←ハッピーゲストハウスを広東語では快楽招待所って書いてるんだよね。なんかいやらしい(笑))。前日は夜着くこともあってすぐとなりのインペリアルホテルに泊まったんだけど、とりあえずチェックインして、夜ごはんを食べようと外にでたら、チュンキンマンションの前にはインド、中近東系のとっても濃い人たちがたむろってる。入り口に一番近い両替所では、中近東系の男が中の女性に向かって大声で『ふざけんじゃねー、なんで1ドルがなんだかんだ…』『ファックユー』『その他何語かわからない』多国籍語を使って怒鳴りつけていた。おいおい俺、明日大丈夫か〜。そして次の日は黒いでかい人達ばかりに囲まれて、異常に速度の遅いエレベーターに乗って、なんとかハッピーゲストハウスにチェックインできた。バンコクでいっしょに飲んだやつに『チュンキンマンションでもう少しで殴られるところだった』とか聞いてたので、最初は少しびびってたけど、慣れればそうでもなかった。
次の日はたいして行きたいところも無かったので、のんびり起きてから上海街を目的も無く、ぶらぶらしてたら、お寺でバックパッカーの子に会って、「香港いまいちだね」という意見で一致した。俺はその夜、人と食事をする予定だったので、いっしょにその食事に参加してもらうことにした。この食事をする予定だった人っていうのは奥さんとその旦那さんで、掲示板からメールをくれた人なんだけど、俺はずっと男の人だと思い込んでいた。で、その日の朝電話したら、女の人だった。(メールはほんとにわかんないね)その奥さんと銀行勤めのエリート旦那さんと、昼間にお寺にいたバックパッカーの子と俺の4人で中華を囲んだ。なんかすごく不自然なとりあわせがとてもおもしろかった。
次の最終日はたいして行きたいところもなかったので、空港へ行く途中の青衣のオールドマーケットっていうところにいったけどやっぱりつまんなかった。

今回の旅ベスト&ワースト3


めしベスト3
1.安いバンコクで食べたフカヒレスープとアワビご飯
2.パパイヤの甘辛いサラダ
3.アヒル肉のぶっかけごはん


めしワースト3
1.香港の大活楽というチェーン店で食ったらーめん。
2.学食で食った(魚と鳥の2種類)ぶっかけごはん。辛くて食べられない。
3.タイのぜんざいみたいなやつ

行ってよかったところベスト3
1.クロントイスラム
2.バンコクの運河ボート
3.チュンキンマンション


おもしろくなかったところワースト3
1.香港の近代的なビル街
2.香港の旧タイガーバームガーデン
3.香港のビクトリアピーク